目標と実績 重大事故防止への取り組み 抜本的安全対策の推進 「安全の日」の行事紹介
安全文化の醸成 各生産拠点保安防災活動紹介
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茂原分工場の火災について
2017年度の課題 重大事故 : ゼロ
ヒューマンファクターに着目した安全対策の推進 第三者評価の積極的な活用による現場活性化の推進 ビッグデータおよびIoTの保安技術への活用検討
※自己評価による達成度:A 95%以上、B 70%以上95%未満、C 70%未満
目標と実績 重大事故防止への取り組み 抜本的安全対策の推進 「安全の日」の行事紹介
安全文化の醸成 各生産拠点保安防災活動紹介
①
②
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新年挨拶会、期首講話で本社社員に安全最優先の直接訓示(国内拠点に同時 中継)
安全の日に関連して、「社長メッセージ」を発信
安全の日に岩国大竹工場を訪問し、安全の日 工場行事に参加、社員への直接 訓示(国内生産拠点に同時中継)
社内報に横浜国立大学 小川名誉教授(事故調査委員長)と淡輪社長との安全 対談を掲載、全社員に配布
工場訪問時に安全に関して直接訓示(計器室、講堂等) : 2015年度 は15回、2016年度 7回
副社長、生産・技術本部長等会社幹部も各工場、海外拠点を訪問し、現場への
「積極関与」を推進しています。
横浜国立大学 小川名誉教授と淡輪社長
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保安防災
重大事故防止への取り組み
岩国大竹工場で2012年4月22日に発生したレゾルシン製造施設爆発火災事故を含め、2011~2014年の間に、全国の化学工 場等で重大事故が発生しています。これを受けて、関係官庁からの指導、および関係団体からの「行動計画」、「ガイド ライン」などが出されています。三井化学は事故を発生させた当事者でもあり、引き続き丁寧に対応していきます。
経営トップの保安に対する強いコミットメント
三井化学グループの「レスポンシブル・ケア基本方針」の第一項に“「安全はすべてに優先する」を私たち全員が心に刻 み、無事故・無災害の実現を徹底して追求します”と明確に記載しています。
また、社長は、「安全の日」、「全国安全週間」にて、「安全はすべてに優先する」という経営方針を社長メッセージと して、三井化学グループ全社員に繰り返し発信しています。2016年度の実績は以下のとおりです。
既存の高圧ガス設備の耐震性向上対策
2014年5月の経済産業省の通知を受けて、三井化学は、既存の高圧ガス設備についての耐震評価を概ね終了しました。必 要な場合には耐震補強を行うこととしており、2016年度より実施中です。
リスクアセスメントの徹底
岩国大竹工場で発生したレゾルシン製造施設爆発火災事故の反省を受けて、緊急停止に関してのリスクアセスメントを完 了させています。 また、非定常リスクアセスメントへの取り組みは、継続的かつ発展的なものへとなっています。
<2013年度~2014年度>
全社点検グループが、各工場のモデルプラントでの試行により、緊急停止時の点検方法を確立させました。
上記に基づき、工場ごとに編成した点検グループが各プラントの緊急停止に関して点検を行い、最終的には本社メンバー が各工場の点検結果のフォローアップを行いました。
<2014年度~2016年度>
2014年度より非定常作業「スタートアップ」のリスクアセスメント実施方法の検討を開始しました。2015年度は大阪工場 と市原工場のモデルプラントでWhat-ifとバッチHAZOP を併用した評価方法の検証を行った後、工場内の他プラントへの 適用を行いました。
2016年度は他の工場へも適用し、全工場において非定常作業「スタートアップ」のリスクアセスメントを開始しました。
<2017年度>
2017年度も全工場において非定常作業「スタートアップ」のリスクアセスメントを行います。
引き続き、三井化学は非定常時や緊急時を想定したリスクアセスメントの徹底を推進します。
HAZOP(Hazard and Operability Study):
プラントに内在する危険性を網羅的に摘出し、それに対する安全対策の妥当性を系統的に評価する手法。
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HAZOPリーダーの育成
三井化学では、設備の新設・増設・改造時における安全性評価や、プラントの危険摘出にHAZOPを実施し、事故の未然防 止に取り組んでいます。
HAZOPは解析のリーダーであるHAZOPリーダーの役割が重要になります。
三井化学ではHAZOPリーダーを育成するため、2013年度から製造部スタッフなどを対象に、全工場で解析手法や検討の 考え方を演習形式で学ぶ研修会を実施しています。
HAZOPは非定常リスクアセスメントにも活用しており、今後も研修会を計画的に実施し、HAZOPリーダーの育成 とHAZOPのレベル向上を図っていきます。
目標と実績 重大事故防止への取り組み 抜本的安全対策の推進 「安全の日」の行事紹介
安全文化の醸成 各生産拠点保安防災活動紹介
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保安防災
抜本的安全対策の推進
三井化学は、2012年4月22日に発生した、当社岩国大竹工場レゾルシン製造施設爆発火災事故を厳粛に受け止め、全社の 安全に対する問題点を徹底的に見直し改善するために、抜本的安全対策への取り組みを開始し4年が経過しました。この 間、様々な課題に対して議論と実践を積み重ねてきました。その多くは日常的活動に落とし込みPDCAをまわしながら活 動を継続しています。抜本的安全対策は、安全のさらなる底上げにつなげるべく、メリハリをつけながら今後も継続して 推進していきます。
抜本的安全対策推進の全体像
抜本的安全対策は全社を挙げて推進しています。(下にその全体像を提示)。2016年度のステアリングコミッティ にお いては、ボトムアップで重要な小集団活動のさらなる活性化に関する議論や、各工場が工夫して取り組んでいる人材育成 に関する諸施策の共有化等が行われました。推進全体像のポイントは以下のとおりです。
社長以下で構成するステアリングコミッティで全社課題を議論し活動を方向付け 経営層を筆頭に本社組織の工場訪問機会を増やし、積極対話で安全に関与 社外有識者の方々等の第三者によるご指摘を工場運営に反映
工場長による安全対話や安全アドバイザー による工場横断的な安全活動点検 課長主催の班長会議等の場で意思疎通強化
ステアリングコミッティ:「抜本的安全対策」を速やかに進行させるために、図に示すメンバーが一同に会し、全体 課題を議論し、活動の方向付けを行う場のこと。
安全アドバイザー:日々の活動に入り込み、意見交換を通じて工場全体の安全レベル向上を担うベテラン社員。
「抜本的安全対策」推進の全体像
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抜本的安全対策への取り組み進捗
抜本的安全対策の進捗状況を下の図に示します。3つの重点課題を11項目の方策に展開して取り組んでおり、継続と表記 した部分は日常的課題として位置付け、継続的にPDCAをまわしています。2016年度は安全文化診断結果の活用も含め、
安全文化・風土の醸成に係わる太枠で囲った部分について、集中的に取り組んできました。2017年度についても、安全文 化・風土の醸成に継続して粘り強く取り組むと同時に、メリハリをつけた活動を推進していきます。
抜本的安全対策の進捗状況
重点3課題、11方策 実行スケジュール(年度)
13下 14 15 16 17
(1)ライン管理者が現場に集中し、しっかりとマネジメントができること
① ライン管理者の業務負荷軽減 継続
② ライン管理者の育成(責任と権限の明確化) 継続
(2)技術力の向上と、技術伝承を確実に行えること
③ 現場感覚を有するエンジニアの育成 継続
④ 安全技術が伝承されるシステムの構築 継続
⑤ 技術評価システムと体制の見直し 継続
(3)安全最優先の徹底とプロ意識の醸成、業務達成感が得られること
⑥ 安全・環境部の組織変更・機能強化 継続
⑦ 「安全はすべてに優先する」の徹底(基本徹底、
診断)
⑧ プロ意識の醸成と強化(マニュアル全面改訂追 加)
⑨ チーム力・職場内コミュニケーションの強化 継続
⑩ 魅力ある上位職の設定(人材委員会等) 継続
⑪ 安全成績や業務での達成感獲得 継続
岩国大竹工場の取り組み
レゾルシン製造施設爆発火災事故の直後に、社外有識者の方々による「事故調査委員会」が設置され、事故の直接原因と 深層原因を特定していただきました。それぞれに対して立案した再発防止対策は、「事故調査委員会」で承認をいただい た上で、岩国大竹工場で具体的に対策を進めています。二度とこのような悲惨な事故は起こさないとの強い決意のもと、
工場長をリーダーとした「安全再構築プロジェクト」を立ち上げ、各種課題の進捗状況と課題を毎月確認しながら取り組 んできました。なお、安全再構築プロジェクトの活動には、当社が別途策定した抜本的安全対策の課題も包含したものと なっています。
安全再構築プロジェクトの状況
安全再構築プロジェクトでは、監督行政の皆様や事故調査委員の方々に定期的に報告会を開催し、取り組みに関するご意 見をいただきながら進めてきました。2016年度は、その仕上げの年として取り組み、11月には監督行政の方々に、12月に は事故調査委員会の方々に向けた報告会を執り行い、プロジェクトとしての活動の成果をご確認いただきました。多くの 活動が行われ、それらの成果も具体的な形として現れており、実際に安全成績の向上という結果にも結びついてきている との評価をいただきました。今後は、これまで培ってきたことをさらに根付かせるべく、新たなステージでの安全活動に 取り組んでいきます。